公開日:2020.06.30

ダイドーハントのSDGsへの取組み

未来のために、今できることを。

ダイドーハントでは、事業活動を通じて、より良い持続可能な社会の実現を目指して、取り組み続けています。「つなげる物を創る企業」として、木造住宅業界、ホームセンター業界、太陽光発電業界という3つの事業領域において、社会が広く抱える課題や、お客様の問題を解決する商品、サービスの提供を継続して行ってきました。これからも、80年を超える歴史を礎に「未来のために、今できること」を常に考え、支えていただくみなさまと共に、新たなチャレンジを続けてまいります。

SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール、169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(169のターゲットの詳細はこちら)

ダイドーハントのSDGsへの取組み

いま日本が抱える社会課題とは?

●低炭素・脱炭素社会の実現 ●循環型社会の実現 ●国内林業の活性化 ●安全・健康・快適な住まいの実現
●労働人口の減少問題 ●働き方改革の推進 ●少子高齢化問題 ●自然災害への備え 等


ダイドーハントは5つのテーマでSDGsの実現に向けた事業活動を推進しています。


①安全・安心な住まいづくり

社会課題:
災害大国である日本では、特に地震が多く、耐震性に優れた安全で安心な住まいが求められています。

日本古来から伝わる木造住宅の工法「在来軸組工法」。日本では阪神淡路大震災以降、この工法で建てられる建物において、木と木のみの接合だけでは難しい耐震補強を耐震構造金物を使って、おこなっています。ダイドーハントは住まいの耐震補強にて、住み続けられる街づくりに貢献しています。また、ダイドーハントは、環境に配慮した製品作りに積極的に取組んでいます。環境保全や、エコに対する取り組みは、モノづくり企業の社会的責任として、全世界に広がっており、我々人類の未来にも重要な課題となっています。その為、ダイドーハントは表面処理にてノンクロムラスパートを採用しています。ノンクロムラスパートはクロムを含まない環境配慮型の商品だけでなく、防錆性にも優れ住まいの耐久化にも貢献しています。

対応商品シリーズ

・DH 耐震構造金物シリーズ
・各 オリジナルビス、釘
・表面処理 ノンクロムラスパート


 

 


②地球温暖化の防止

社会課題:
地球温暖化に伴う気候変動により、災害が多発している中、循環型社会の形成が急がれています。

近年、環境問題や、資源問題への関心が高まり、自然エネルギーが注目されています。中でも期待が集まっているのが、太陽光です。地球温暖化の原因となるCO2など温暖化ガスの排出削減問題に対し、排出量が少ない、新エネルギーの導入は問題を解決する大切な方法です。ダイドーハントは、様々な屋根形状に太陽光パネルを取り付け可能にする為、太陽光パネルの架台の開発、製造、販売によって、太陽光の普及を推進する事で、地球温暖化の防止に努めています。また、地球温暖化の大きな要因となっている運送車両の排気ガス問題に対しては、再配達を抑制する宅配ボックスシリーズ、現場施工を可能にし現場配送のトラック台数を減らせる事ができるフロッキン金物構法を開発し地球温暖化の防止に努めています。

対応商品シリーズ

太陽光発電用架台 イージーeラック
宅配ボックスシリーズ タクトル
フロッキン金物構法

 


③国産材の利用促進

社会課題:
国内林業の衰退により、放置される森林が増え、Co2の吸収量が減り、土砂災害等の災害が増えています。

森林は、CO2の吸収のほか、地下水を豊かにし、土砂災害の防止など、私たちにとって欠かせない役割を果たしています。こうした健全な森林に育てていくためには、木材を積極的に使う事が重要です。植栽した木を間引きして密度を調整する「間伐(かんばつ)」といった手入れを行わないと、木立の間に日光が差し込まず下草が生えないなどにより土壌が失われたり、土砂崩れの原因となったりします。また、適切な伐採が行われないと、新しい木が植えられず高齢の木々ばかりとなり二酸化炭素の吸収量が逆に低下するなど、森林の持つ多面的機能の低下につながってしまいます。森林(人工林)を元気にするために、「植林」→「育成(間伐などの手入れ)」→「(成長した木を)伐採」、そして「利用する」というサイクルを回していくことが今求められています。それにより、健全な森林の育成とともに住みやすい環境と資源を持続的に得ることができます。ダイドーハントは従来の鉄鋼商品だけでなく国産材(合板)とセット販売しているフロッキン狭小壁、DHウッドロングビス、ツインガセット等、国産材の利用推進に対応する商品づくりに努めています。

対応商品シリーズ

フロッキン狭小壁
ウッドロングビス


④廃棄物の削減

社会課題:
限りある資源の採取を抑えて廃棄物をできるだけ少なくし、環境負荷を減らすことが求められています。

循環型社会の実現に向け、廃棄物の削減が課題となっています。私達の販売する商品もお客様にご購入いただき、建築現場等でご使用された後に、余った物は廃棄される事もあります。その為、ダイドーハントでは、建築現場に必要な部材を必要な数だけ納入する、邸別出荷システムを導入し、廃棄物の削減に努めています。また、同じ商品でも箱入りだけでなく袋での少量パック等、必要な物を必要な数だけ購入したいというお客様のご要望にできるだけお答えし、エコ商品の開発にも積極的に取り組み、廃棄物の削減に努めています。

対応商品シリーズ

・建築現場向け商材
・ホームセンター向け商材
マグネットくっつくシート


⑤少子高齢化社会への対応

社会課題:
少子高齢化の日本では、労働人口の減少、現場の職人不足が課題となっており、
働き方の見直し、テレワーク推進など生活スタイルの見直しが進められています。

高齢化社会対策の中でも特に課題である、健康づくりの総合的推進や持続可能な介護サービスの充実、学習活動の推進。また、高齢者の孤独の問題。私たちは、少子高齢化社会を皆で支えあって乗り切るために家族や仲間と楽しい時間をともに過ごせるよう、部屋の中で野菜を簡単に育てられるLED水耕栽培キットを開発しました。また、建設業においては職人不足の問題が深刻な問題になっています。ダイドーハントは、職人不足という社会課題に対し、新たな工法の開発によって建築の省施工化を進めています。また、働き方が多様化している中、テレワークの導入等、社会の働き方の変化にも素早く対応し、おウチでの暮らしを豊かにするDIYの拡がりを応援する、商品開発にも努めています。

対応商品シリーズ

DH わたし菜園
フロッキン金物構法
1x4サポート2x4サポート


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