補強金物の種類
補強金物とは
DIYなどで木材を使用するとき、強度を保つために重要となるのが木材と木材の接合方法です。補強金物は木材の接合の作業性に優れ、なおかつ厚みのある木材でもしっかりと繋ぐことができます。補強金物を使用することで、しっかりと固定することができ、棚や椅子や机などを簡単に作ることができます。また補強金物は、木材だけではなく、金属にも使用できます。接合部の補強や地震に備えて家具を固定するなど様々な用途で使用される金物です。補強金物は種類が豊富で、使用用途に合わせて、材質、形状、表面処理を選択することができます。
種類
材質の種類と性能
一般的に「スチール」が安価で使用されることが多いですが、耐食性を重視したいなら「ステンレス」を選び、軽さを求めたいなら「アルミ」の補強金物をお勧めします。用途や使用環境に応じて材質を選びます。
材質 | 耐食性 | 強度 | 軽さ |
ステンレス | ◎ | 〇 | × |
スチール | × | 〇 | × |
アルミ | 〇 | × | ◎ |
L型
■金折
合板や集成材などの接合に適した金物です。ネジの座彫りが外側に向いたものと内側についたものの2種類あります。
■特厚
厚みのある木材を固定したいときに使用されます。
■幅広
幅の広い「L型」金物を使えば、面材をもしっかり固定することが可能です。
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●パワーアングル
●巾広金折
●2×4サポート③④⑦⑧⑨
●アルミ補強金物
■棚受け
壁から張り出した棚受けに使用されます。
フラット型
■一文字
継手の接合や補強に使用されます。
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●一文字
●七つ穴プレート
●巾広プレート
●パワープレート
■平横(L型)
木材の内側に「L型」の補強金物を取りつけてしまうと「L型」の金物自体が障害になるケースがあります。そのようなケースを避けたいときに左図のように取り付けます。
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●平横
■T字
平横の特徴と同様に木材の内側に「L型」の補強金物を取りつけてしまうと「L型」の金物自体が障害になるケースがあります。そのようなケースを避けたいときに左図のように取り付けます。
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●T字
コーナー補強
■二方面
コーナーをしっかりと固定することができます。
2面なのでしっかりと強く固定することができます。
■三方面
コーナーをしっかりと固定することができます。2面なのでしっかりと強く固定することができます。
その他の形状
■コの字型
直交した木材の補強又は、接合するときに多く使用されます。幅の長い形状ですと、継ぎ手としても使用することができます。また、棚板の受け金物としても使用することができます。
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●ミニステー⑤
●2x4サポート⑩~⑫
●1x4サポート⑫
■ハット型
直交した木材の補強又は、接合するときに多く使用されます。
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●ザ・ステー⑫
●ピッタリサポート㉚
●2×4サポート⑮⑯
■山形
コーナーに障害物があり「L型」金物が取り付けれないときに「山形」が使用されます。
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●山形金具
●ピッタリサポート㉛
■Z型
厚みが異なる物を接合したり、高さが異なる状態で接合、補強する場合などに使用します。左図のような棚板の固定に使用したりします。