補強金物の使い方

補強金物の穴形状の種類とネジの選び方

①ビス穴形状(座彫り有)


補強金物において最も多いビス穴形状です。適合ビスの皿木ねじを
使用すれば、ビス頭は面一に収まります。

 

 

 

■マルチ金物(参考商品)

※補強金物に適合ビスの記載があるのでそちらを参考にしてビスをお選びください。


(参考:ツライチ仕様)


②ビス穴形状(座彫り無し)


 

①の座彫り有と違って、座彫りがないので、ビス頭は面一になりま
せん。「皿頭」以外の「鍋頭」「トラス頭」「平頭(ワッシャー)」
等をご使用いただくことでビス頭部で金物をしっかり固定することが
できます。

 

 

■ミニステー(参考商品)


③ボルト穴形状


6㎜~12㎜径の穴が多く、ボルトやコーチスクリューなどで
ご使用いただけます。

 

 

 

■コーチスクリュー(参考商品)


④ボルト穴形状(長穴)


長穴なので、留め付け位置を選ぶことができます。

 

 

 

 

■多孔式アングル(参考商品)


⑤その他特殊形状(i穴)


i穴タイプは専用ビスとM6・M8ボルトで固定します。留め付け位置
はM6ボルトで調整できます。

 

 

 

■ピッタリサポート(参考商品)


補強金物の取り付け方

「L型」金物の取り付け方

①下穴錐で下穴をあけます。


下穴をあけることによって位置決めができ、木割れのリスクを軽減します。


②補強金物のコーナーに近い穴からビス留めします。


一気に締め付けずに仮留めします。そうすることで、留め付け位置の
ズレを防止することができます。コーナーに近い穴からビス留めしな
ければ、隙間ができる恐れがあります。


③仕上


仮止めができれば、最後までビスを締め付けます。


「フラット型」金物の取り付け方

●まずは中央部分①にビス打ちします。次に、ずれないように外側②をビス打ちします。
最後に残りの③~⑤をビス打ちします。



●各ビスを一度に締め付けずに、仮留め程度に締め付け、留め付け位置の微調整を行って
から、すべてのビスを締め付けるとずれることなく留め付けることができます。



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