2022/09/29
大人のお稽古
こんにちは!ネット通販部のYです。
朝晩は過ごしやすさを感じるようにはなりましたが
まだまだ日中の暑さには耐えられず
休日もずっと室内で過ごす生活をしております。
お家で休日の1人時間は
今年は編み物で始まり編み物で終わりそうです。
ハンドメイドは色んなジャンルで大好きなのですが
苦手なものの1つが棒針の編み物でした。
私の両親は72歳になりますが、
父は木製品のDIYや山で採取した蔓でかご編みしたり、
母は布小物、編み物、ステンドグラスと幅広く
2人の趣味である”ものつくり”で、委託販売やオーダー、
各地のイベントを回ったりして定年退職後からじっくり趣味を楽しんでおります。
そんな器用な両親から教わることはとても多いのですが、
母親が左利きだった為、右利きの私には進む向きが逆になる編み物だけは
見て覚えることが困難なものの1つでした。
自身で本を読んで理解できたのが、針1本のかぎ針編みでしたが
棒針になると編み針が増えて頭も手も大混乱、全く理解できません。
習いに行きたいな、とずっと思って数十年
なんと会社に棒針編みを得意とする人たちが沢山いらっしゃいました!
なんて贅沢なことでしょう~
1からタダで教えていただき、行き詰まったところは
自宅にいても画像を細かく送ってくれます。
贅沢な個人レッスンみたいなものですので
今年1年頑張りましたが、やはりまだまだ編み図は
出来る人に読んでもらわないといけない難しさが残っています。
会社のお昼休みを利用して黙々と編んでいますので
皆さんからは『編み部』と呼んでいただいております。
編み物の良いところは、針と毛糸の2つあれば
移動の待ち時間など場所問わずどこでも静かにできる手軽さと、
平日の夜でも編もうという気にさせてくれるくらい
散らからないこと、が魅力だと思いました。
棒針デビュー作のミトン手袋~靴下、
そしてかぎ針のカゴバックとモチーフ編みのバックが
今年の頑張りの成果です。
外でのお稽古として毎年1つコレ!というものを決めて通っているのですが、
基本的に数時間で完成させられるお稽古に絞っています。
今年私が選んだものは日本グルーデコ協会さんのお教室。
大手手芸店で店頭講習会を頻繁にされております。
エポキシ樹脂粘土のグルー2種類を混ぜ込み、土台を作り
スワロフスキーチャトンという裏目がダイヤカットになったストーンを
埋め込んでいくアクセサリー。
すごく簡単に思っていましたが、実はこのグルーがとにかく扱いにくい。
まず素手で触ると手が何度もかぶれ、手袋が必要です。
手袋をすると粘土がくっつき上手くこねれません。
また熱に弱いため、夏場の気温と粘土をこねる手の温度で
急に液状に変わったりするので土台を成形する難しさがあり、
粘土の下に保冷剤を置いて仕上げていきます。
最初から好きなものを作らせていただけるほど簡単では無かった為
土台の要らないものから始め、3回目のレッスンあたりから
ようやく自分の作りたいキットを選べるところまで来ました。
手作りとは思えない高級感と、色、形を自由に表現できる粘土だからこそ
イメージ無限大でオリジナリティーあふれる作品が作れる事が魅力です。
手芸店で樹脂粘土は手軽に購入できるのと、グルーデコの
本もたくさん出ていますので、世界で一つだけのキラキラ小物を
作ってみませんか。