職人さんたちは、鉄とステンレスのビスを施工する箇所により使い分けています。外装や水回りにはステンレスのビスを、内装や造作物には主に鉄でめっきが施されているビスを使用しています。ステンレスのビスは錆びにくいので統一したいとの声もありますが、費用面を考えるとハードルは高いようです。

サビから守る高耐食表面処理

特殊な防錆効果を持った表面処理を施すことで、ステンレス製と同等の防錆効果を発揮する。それが今回ご紹介する『YOROIコート』です。

『YOROIコート』とは

『YOROIコート』は３種類の機能性の異なる被膜を組み合わせた表面処理です。
 合金めっき+化成処理+トップコート＝YOROIコートになります。

一層目：合金めっき

一層目は亜鉛ニッケル合金めっきを施しています。亜鉛ニッケル合金メッキの犠牲防食により、素地を錆から守ります。

犠牲防食とは

めっき層にキズが発生しても、亜鉛が鉄より先に溶け出し、電気化学的に鉄を保護し錆びを防ぐ作用のことです。

二層目：化成処理

三価クロメート被膜でより高い防錆力を発揮します。

三層目：トップコート

打ち込み時の摩擦軽減と、キズなどによる発錆を遅らせる効果があります。
また、ステンレスのような外観にすることができます。

塩水噴霧試験結果

・塩水噴霧試験720時間でYOROIコートは赤錆び発生なし。
・SUS410は赤錆が進行している。

商品ラインナップ

弊社ではこの『YOROIコート』を施している製品は『コーススレッドEX+』と『軸細コーススレッド+』です。
ステンレスと同等の耐食性を有し、費用対効果は抜群です。外装、水回り、内装、造作物の施工にと幅広く安心してご使用いただけます。是非、建築現場やDIYでご使用下さい。

『コーススレッドEX+』はこちら

『軸細コーススレッド+』はこちら