ステンレスの説明

代表的なステンレス鋼の種類とその特長を示します。

よほど過酷な環境におけるステンレスビス類比較概念

各種材料への表面処理の耐食の概念を示します。

異種金属の接触腐食(電池作用腐食:電食とも呼ばれている)について

電極電位(または腐食電位とも言う)が異なる金属どうしが接触し、それに電解質溶液(水等)が存在すると短絡電池が構成され、イオンになりやすい(卑な)金属が液中に溶け出して行く。即ち腐食が起こる。

この腐食はそれぞれの金属間の電位の差が大きい程、電気伝導度の高い溶液中(塩が含まれた溶液等)程、腐食速度が大きい。

亜鉛めっきやダクロタイズド処理(クロム酸をバインダーに亜鉛フレークを相互に結びつけ、積層させた皮膜)の特徴の一つである自己犠牲防食は、素地の露出部に対し、亜鉛部の優先犠牲腐食により素地側を防食する、いわば電食の有効利用とも言える。

SUS304の表面が不動態化された状態(防食状態)で、この亜鉛系皮膜処理された製品(ボルト、ビス等)が接触している場合、それらの間の電位差は比較的大きく、電解質の溶液等の存在環境のもとでは、亜鉛側の電食が考えられます。

電食が問題視される環境下で、金属製品どうしの接触使用には、この電位差をなくすため同一の金属系製品を使うか、塗装等による電気的な絶縁が有効、かつ必要になります。